《入門レベル》ドイツ語を再開するにあたって取り組んだこととその振り返り

3月の振り返りの際に記したが、ドイツ語の勉強を再開している。引っ越す前に通っていたのと同じ語学学校に、仕事の後、週2のペースで行っている。同じ学校とは言え、所変わればレッスンプランもやや変わってくるようで、1タームの授業数は前の学校よりも少ない。授業数は少ないけどレベル分けの基準は一緒。

どうやってやりくりするのだろう、と思っていたが、2回目の授業を終えたところで理解。まず、使うテキストの厚さが半分。その上、その半分の中には、ドリル(問題集)まで入っている。かなりざっくり言うと、テキスト部分が4分の1。

だからといって、「超ラク!」というわけではない。前も結構宿題の量多いと思っていたけど、更に増えた。ただ、最初から解答も配布され、基本自分で演習をするスタイル。前の学校であった答練のような時間は皆無1

「前の学校のスタイルの方が良かったな」とも思う部分もあるものの、授業料が半分程度になったことでプラマイゼロという感じ2。巷では授業料がやや高いことで有名な学校なので、安くなったのは嬉しい。

前のレベルよりも下げて再開

ドイツ語の勉強はずっと再開させたいと思っていたけど、仕事が忙しかったり、以前ほど自宅・会社から通いやすい場所でもないので躊躇していた。今回再開したのは本当に単なる思いつき。金曜の夜に「再開しよう!」と思って、授業スケジュールをググったら、ちょうど次の週の木曜から新学期が始まることが判明。

私の通っている学校では、一番下のレベル以外は、指定のテストをパスしないと入れてもらえない。「テストを受けたくない」「2年もブランクあるし、もう一回最初から始めよう」と思い、土曜日の朝、学校に申し込み方法について電話で問い合わせた。が、あれよこれよと話している内に「とりあえず前の修了証を持って申込みに来て」ということになり、すぐに学校へ向かった。

ゲーテのA1を持っていたので、「最初からやり直すのはナシ。でも、2年以上のブランクがあるから、下から2番目のレベルにしなさい」とアドバイスされて、彼女の言うがままに申し込み完了。

その帰り道に指定のテキストブックを買って、中身を見てやや動揺。「レベル2つも下げたのに、ついていける自信がない!」

短期間で超基本文法のおさらい

最初から落ちこぼれちゃう恐怖に、授業開始までの1週間弱で、基本の文法をおさらいすることにした。この短期間で超基本文法をカバーできる本は、『だいたいで楽しいドイツ語入門』になります。

出来る人からすると、基本を軽く説明した本などに対して「厳密には違う」など言いたくなる部分などあるのかもしれないが、こっちは「全部独学するわけじゃないし、とりあえずサラッと全体を把握したい。詳細は授業受けながら強化してくからいらん」とスタンスなので、『だいたいで楽しいドイツ語入門』で十分、というかベスト。

まとめを読んで、問題を解く。そしてまとめを読む。

単語を覚える・文法知識を定着させる【Duolingo】

『だいたいで楽しいドイツ語入門』のSTEP2まで終えたら、Duolingoを始めると良い。

Duolingoは使用開始時に要求される文法知識レベルについてコメントしていないけれど、文法知識皆無だと「は?」となることが多く、効率的に進めることが出来ないと個人的には思う。私がDuolingoを使い始めたのも、以前通っていた学校の先生がA1レベルの後半で紹介してくれたのがきっかけ3

ドイツ語の場合は、格・冠詞辺りを終えてないとDuolingoはつまらない、というのが私の感想。

以下、私がDuolingoを好きな理由。

名詞の性・格が覚えやすい

大学時代に第二言語として取ったフランス語は授業1回目にして挫折。その原因は名詞の性。「名詞が男女に分かれるって何?」全く理解できず拒絶反応。フランス語でそんな感じだったのに、「男性」「女性」「中性」に分かれるドイツ語をやっているのだから、人生って本当に分からない。

正解するまでしつこく問題が繰り返されるので、繰り返す内に覚えてくる。また、ある程度の数の名詞を覚えると大まかなルールのようなものも身についてくる。

リスニングやスピーキングの問題がある

単語や文法を優先させると、フラッシュカードや参考書を使った学習が主になって、音から遠ざかりがち。

リスニング

単語を読み上げるアプリで単語を覚えている、ということはあるのかもしれないけれど、1単語単位で聞くのと1文単位で聞くのではずいぶん違う。Duolingoでは短文のディクテーションができるのがオススメ。

スピーキング(と言っても短文のみ)

携帯アプリには声に出して答える問題もある。判定の精度は決して完璧じゃない。RとLの発音が誤っていたとしてもスルー。というか全く違う言葉を言っていても正解判定されるときすらある。

でも、リズムに対しては結構厳しいと思う。一つ一つの単語をハッキリと正確に発音するより、一つ一つの単語の発音が怪しくても一文を同じ拍数で言った方が正解になっている気がする。例えば「Get / up」と言うより、「げらっ」の方が良しとされる、みたいな。(この際、発音のチェックが甘いので「エラっ」と言っても正解になる。)

この発音よりもリズムが優先されるということに関しては、好みが分かれるところだろう。私自身は、Duolingoの判断方法の方が好きなタイプなので満足。

気軽に問題演習ができる

これが一番!スペルの確認や文法問題というと、ノートや問題集を開いて、また、ディクテーションというと、ノートを開いて素材を流してという手間があるけど、それらがモバイルアプリ一つで答え合わせまで完結。1セッションも5分程度。

最近特に記憶力に自信が持てなくなってきている身としては、繰り返して覚えるしかない。5分位のスキマ時間は確保できるので、とりあえずDuoligo再開から30日以上毎日継続できている。

予習の効果はあったのか?

Duolingoは学校で使っているテキストに準拠しているわけではないので、授業中に分からない単語はたくさん出てくるし、テキストのリスニング問題が聞き取れないこともある。でも、完璧じゃないから通っているわけで、落ちこぼれない程度にはついていけているという点からは予習の効果はそれなりにあったかなと思っている。

元々私の設定したレベルが「初級の授業で落ちこぼれない程度の基礎固め」なので、このように結論づけたが、これがもっと上のレベルだと当然ながら違ってくるはず。

Duolingoはお気にいりだけど、残念ながらDuolingoだけでゲーテの試験に通るとは到底思えない4し、コミュニケーションが取れるようになるとは思えない。あくまで補助ツールとして位置づけておくのがいい。


  1. 以前の学校では、授業の最初30分弱が宿題に関するトピックに当てられていた。 ↩︎
  2. 先生もドイツ人やオーストリア人じゃなくなった。でも、そこは全く気にならない。 ↩︎
  3. すごく熱心な若いドイツ人の先生で、オススメの参考書、問題集、ウェブサイト、アプリなどをまとめた資料をくれた。当時は、《広告なしで無料》だったのだけど、今回久しぶりに使ったら広告が入るようになってしまっていた。私は広告がうざすぎたので、《PLUS》にしたけど少なくともドイツ語の場合は《PLUS》と無料の差は、広告がなくなることくらいでしかないように思える。《PLUS》の料金がその機能の割に高い。。。反対に、無料でかなりのことが出来るということか。 ↩︎
  4. 独検は試験問題を見たことがないので分からない。 ↩︎
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