職場で夏季休暇を取る人が段々と出てきたので、ルーチンタスクを含め最近はタスクの量がやや少ない。ゆっくり湯船につかって1日を終える。ストレスがなく、こういう毎日が続けばと思う。
こういう時期には、仕事終わりの時間を自分の興味のあることに割くことが出来る。
(2018.10.7 追記:)
WorkflowがShortcutsというアプリに変更された。以下の記事のWorkflowと書かれている部分を、Shortcutsに読み替えてください。
Contents
メモ帳以上のすごい子:Drafts
最近、Siriをよく使うようになった私は、iPhoneアプリ【Drafts】を開く回数が多くなっている。iPhoneの標準のメモアプリも昔と比較すると進化しているのだけど、テキスト作成はDraftsを使うことが圧倒的に多い。
このアプリは、《URL Scheme》が使える。《URL Scheme》が使えると何がすごいのか。それは、他のアプリとの連携が可能となるところ(と、個人的な趣味だけどマークダウンキーボード)。例えば、Draftsでメールを書いて送信したり、予定を書いてFantasticalへ登録することが可能。
世界中にファンを持つアプリで、日本でも多くの人たちがいろんな使い方を紹介している。
Drafts4でJavascriptを使ったアクションを作る簡単な方法
DraftsでGTDが捗る!私のDrafts4の使い方
Draftsの新バージョン【Drafts 5】は何がすごいのか
いつもの如く長い前置きとなったが、このDraftが今年新しくなり、【Draft 5】としてリリースされた。これまでとの違いは、アプリのダウンロード自体はフリー、課金制で機能を充実させることが可能。
私がこれまで使っていた【Drafts 4】は【Legacy version】となった。きっと新しい方が出来ることが多くなって便利なのだろうと早速【Drafts 5】をダウンロード。
ダウンロードしたアプリを開いてみての感想は、【Drafts 5】のレイアウトの方が断然好み、ということくらい。それ以外の目新しさはよくわからないというのが正直なところ。
【Draft 5】の無料バージョンは使える機能が限定されていて、もっと使いたいなら、Proバージョンへアップグレードする必要が出てくる。
アプリは更新作業が必要だし、コンスタントに実施していくためには課金制というのは致し方ない、とは思っていて、気に入ったアプリはサブスクライブしている(例:Todoist・PhraseExpress)。
このアプリについても、数週間ずっと迷っていたのだけど、結局、現時点ではアップグレードするのはやめることにした。まだ、サポートのある【Drafts 4】の方が出来ることがたくさんあるから。(使えるアクションも多いし、カスタムアクションも作れる。)
私には【Draft 5】になって強化された部分がわからなかった。
入力が苦手な私には【Workflow】の方が魅力的
あと、一番大きな理由は、【Workflow】を使うようになって、【Drafts】の利用法がわからなくなってきているというのが大きい。
思うに、【Drafts】の愛用者というのは、iPhoneやiPadで文章をたくさん書ける人なのだと思う。私の場合は、どちらも持ってはいるものの、長文入力が苦手。以前書いたように、長文入力が嫌で【Workflow】の活用を始めたくらいだ。いくらSiriを使ってもこの苦手意識はどうにも拭えない。(だいぶんマシにはなってきたが。)
2つのアプリの違い:ボイラープレートを使ったメール
【Workflow】に出来て【Drafts】に出来ないこと(頑張れば出来るかもしれないが、私には難しすぎそう)。それは、アクションに従って、本文の内容を変更すること。残念ながら、私のようなモノグサが考えるボイラープレート活用には一歩及ばないのだ。
例えば、以下のようなメールを毎月送信しているとする。めちゃくちゃ単純化しているので、大したことないと思えるが、これがいろんなパターンを持つものであれば、この差は大きい。
各位
お疲れ様です。[名前]です。
XXX月分XXXレポートの提出期限はXX月XX日(XX)です。
どうぞよろしくおねがいします。
[名前]
Draftsの場合
XXXの部分を適宜手入力で変更。
Workflowの場合
XXXの部分は、リストなどから選択し、手入力は最低限。(日付を選択すると自動的に曜日などが更新される。)
以前の記事
Workflowの詳細については以前書いているので、興味があれば以前の記事を参照ください。
Todoistへはテンプレートが登録できればいい派
日々のタスクはテキストエディタに移行し、【Todoist】は週次・月次や四半期ごとのタスクのリマインダーとして活用している。ただ、不定期に発生するタスクなどは、その手順などをテンプレートにしチェックリスト化。
テキストエディタでタスク管理:私の使い方(2017年10月)
【Todoist】のリマインダーやテンプレートはプレミアムで使える機能。ヘビーユーザでもないのにお金を出すことに迷いがないのは、この機能が私にとってはとっても重要なものだから。【Drafts】の年間利用料よりも断然高いが、それでもこの機能に救われる場面が多すぎる。
そんなに【Todoist】が好きならば、【Drafts】から【Todoist】への登録アクションを使えば、とも思えるが、前述のとおり、定期的なタスクはすでに登録済み。日々のタスクはTodoistへは入れない。
連携アクションは断然【Workflow】に軍配
私がタスクをチェックする以外に【Todoist】でわざわざ手を動かすのは、テンプレートをインポートするときくらい。
例えば、出張が決まったら出張用テンプレート(csv)をインポート。そして、一つずつチェックしていく。
【Workflow】を使うと、各テンプレートのエクスポートやインポートもiPhoneから簡単に出来るようになる。(テンプレートファイルはDropboxなどに格納。)
Workflow Update Brings Ability to Interact with Any Web API
上のMacStoriesの記事の中でアクションが紹介されている。
利用する際には、各アクションの最初のテキストボックスに、TodoistのTest Tokenを入力する必要がある。下記リンクからTokenを用意しておく。
便利!ちなみに私は、Importの最後に以下2つのアクションを付け足して、Todoistを開くようにしている。
URL: todoist://projects
Open URLs
【Workflow】のアクションは魅力的だけど、整理は苦手っぽい?:【Launch Centre Pro】から起動
【Workflow】の専門はワークフローだけ。便利だからと作っていくと、どんどん増えて、起動のためアクセスするのが難しくなってくる。
今のところ《My Workflow》表示はあまり親切ではないので、【Launch Centre Pro】から起動させている。このアプリは有料アプリで、最初は購入を迷ったのだけど、そこまでiPhoneをヘビーユースしてない私ですら、使い出すと手放せないと思えるようになる不思議。とにかくラク。ただ、ラクだからと何でもかんでも詰め込むと使いづらくなるよう。
ようやく「Launch Center Pro」の便利さを理解した
登録方法は非常に簡単。【Launch Centre Pro】の《Edit》をクリック。URLに以下を入力。
workflow://run-workflow?name={{ワークフローの名前}}
《Export Todoist Project》を設定する場合:
workflow://run-workflow?name={{Export Todoist Project}}
一方で、ウィジェットの方が便利という意見もアリ。
いろんな方法を試して、自分の使いやすい方法を見つけるしかない。
どのアプリを使うにしても《URL scheme》を学んでおいて損はない
いろいろ考えた結果、今の私には【Drafts 5】はまだ早い、という結論に至ったが、iPhoneからのテキスト入力が平気な人にとっては、【Drafts 5】は非常に魅力的なアプリだと思う。
【Drafts 5】では特にだが、複数のアプリを連携させるには《URL scheme》を知っておくことが重要となる。
私も最初は「は?」と思った《URL scheme》だったが、覚悟を決めて以下の記事を読んだらクリアになった。やや古い記事でcall-back-urlの部分なんかは現在どうなんだろう、と思ったりもしなくはないが、それでも十分すぎるくらいの情報。基本が分かれば後は、Googleで必要な情報を検索すればいいのだから。
You must log in to post a comment.